ファンチャーナの椅子の中でも異彩を放っていた椅子。
バリ島の職人の手によって作られたという籐の椅子です。
まだ私たち夫婦が、大阪で同棲していた頃のこと。
倉庫みたいに広く、ひっそりとしたアジアン家具直輸入のお店で
一目惚れして購入しました。
都会のワンルームには余分すぎる買い物で、部屋の壁際に寄り添うように並べました。
結婚前でしたが二人でお店を開こうって決めてたし
絶対、お店に置きたいって思ったのです。
ファンチャーナがOPENして4年半以上が経ち
やはり家庭用に作られた手作りの椅子は引退の時を迎えました。
編みこまれた籐が少しずつほどけてきているのです。
「これじゃあ、セーターなんかに引っかかってしまうね」
そして!新しくファンチャーナにやってきた椅子がこちらです。
ちゃんと店舗向け仕様のしっかりもの。オーダーメイドです。
すっきりとした印象で、少しシャープな席になりました。
籐の椅子は家に持って帰って、しばらくはまた部屋の隅に置いておきます。
いつか我が家のチビ達に「自分の部屋」が出来るような時
また私たち夫婦の椅子として、活躍してもらう事にします。
Category[日記]
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