暖かくなってようやく、行きたかった場所を訪れることが出来ました。
それは京都府の舞鶴にいる、私のおじいちゃんの家です。
おじいちゃんは90歳で、もう、私の事が誰だか分りません。
私の母(つまりおじいちゃんにとっては娘)のことも、よく分かっていません。
最近は寝たきりの日が多く、気分の良い日は座ったり車いすに乗ることもできるそうです。
そんなだから、私は雪深い日本海側の舞鶴に早く行きたくって仕方ありませんでした。
まだ水瀬(おじいちゃんにとってはひ孫)を見せてあげたことが無かったのです。
水瀬を見たおじいちゃんは
「いや、かわいらしい女の子やで。」とニコニコ顔。
どうやら今日は気分の良い日だったみたい。
赤ちゃんはやっぱり人を元気にしてくれるパワーがあるんだ。
おじいちゃんはすぐ眠くなったようで寝てしまったけれど
私はそのおじいちゃんの寝顔をじっと見ていました。
おじいちゃん。
おじいちゃんを元気にしてくれたかわいい女の子は、おじいちゃんの子孫です。
おじいちゃんが戦地のフィリピンから帰ってきて、育んでくれた命の繋がりです。
本当にありがとう。
また愛に。
きっと会いにきます。
帰りに立ち寄った海産物の直売所。
大きな水槽で泳ぐ魚にびっくり。
干物いっぱい。
水族館に来たみたいにはしゃぐ娘でした。
Category[日記]
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