こどもとカフェ(前編)

こどもとカフェ(前編)

何度かお見えになったことのあるお客様が奈良のコミュニティエフエム「FMハイホー」で

子育てに関するコーナーをご担当されているのを今日、お聞きしました。

今週か来週の水曜日朝9時30分あたりにファンチャーナのお話を少しして下さるそうなので

電波の届く地域の方はぜひFM81.4MHzをチェックしてみて下さい!

という訳でカフェ経営者として、そして子を持つ母として

「こどもとカフェ」について想っていることをこの機会に。

長くなるのでお時間とご興味のある方、どうぞ。。。

飲食店とこども。

これは同業者の人たちと話していても、大きな課題となっています。

せっかくおしゃれで、雰囲気のいいお店づくりを目指していても

そこに小さなこどもが大声を出しながら走り回っていたのでは

それは店主の願うところではありません。

「○歳以下のお子様のご入店はご遠慮ください」なんてお店も少なからず見掛けます。

これはやっぱり、こども連れのマナーが守られていないからだと思います。

歩きタバコの多い通りで喫煙が禁止になるのと同じです。

例えばくつのまま椅子に上る。

自分が寛ぐ椅子を土足で汚されていたら嫌ですよね。

例えばゲーム機の音量が大きいままで夢中になる。

読書中の人だったらきっと集中出来ません。

これらの事は親が許してしまうことに原因があります。

自分たちには気にならない範囲でも、こどもを持たない人には気になることがあることを

なんとなく注意してみないといけませんよね。

私も経験ありますが、子育てをしているとそれが一番大切だし、周りが見えなくなる事があります。

電車の座席をこどもに座らせたいって思うのか、他人に譲るために我が子を立たせるのか。

我が子のために周りの大人を遠慮させるのではなく

周りの大人のために我が子に遠慮というものを覚えさせなくてはいけません。

この「親の価値観」の他にもうひとつこどもが迷惑をかけてしまうのが

「大声を出す」「走り回る」の王道パターンです。

これも原因は親です。「親の無関心」です。

一番多いのが親同士が会話に夢中になって「ママ!ママ!これ見て!!」と

母親の気を引くために声が大きくなることです。

また親にしかってほしくて走り回る子も同様です。

ママ友同士でカフェを楽しみに来ていたとしても

こどもと一緒にいる以上は、ちゃんと一定の間隔でこどもの相手をしてやることが大切だと思います。

ママ友との会話と一緒にこどもとのコミュニケーションも楽しんでいるテーブルは

周囲の人が不快に感じるほどこどもが騒がしくなることはありません。

ファンチャーナではこども連れのお客様にもそうでないお客様にも

快適に楽しんでほしいと思っています。

周りの人の不快に気づかない「親の価値観」が原因の場合には

きちんと注意させてもらってます。

気づいてもらえればたいていの場合、ご納得頂けます。

これと同じで、店内に妊婦さんがいる時にタバコを吸われる方にも一声かけさせてもらいます。

「親の無関心」の場合には、こどもにおもちゃを渡したりします。

ファンチャーナにはお子様に遊んでもらえるおもちゃや絵本が沢山あります。

少しの間でもこどもが寂しさを感じないように。

だって私自身が娘と一緒にカフェしたいんやもん。

こども連れでもおいしいもん食べたいし、おしゃれなとこ行きたいもん。

その気持ちがわかるから、子連れでも楽しめるように

子連れじゃない人も楽しめるように。

ときにお子様おもちゃを用意したり、ときに注意させてもらったりしてます。

私たちの「いいお店にしたい」想いが伝わりますように。

「素敵なお店」にはお客様のご協力が必要なのです。

Category[日記]

2012-02-06|Comments[0]|to Top

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