3・19。
本当に素敵で、最高にドキドキで、めちゃくちゃカッコイイ一夜。
三郷に、いや奈良に、ううん。
この世にだたひとつの奇跡。
ファンチャーナという小さな小さなハコの中に54人のお客さんと数人のスタッフが
きゅうきゅう詰めになって、夜の闇の中にぽつんとオレンジの光。
一番キラキラ光っている歌うたいの人を待つ。
真っ暗な舞台が準備完了して、現れたキラキラな人。
拍手と緊張がハコの中を満たします。
そして演奏が始まります。
曽我部恵一さんの弾き語りライブです。
マイクもアンプもありません。
声とギターとハーモニカで魔法をかけてくれます。
窓の外に時折通りすがる電車の灯りとガタンゴトンの音。
遠くに光る車のヘッドライト。
曽我部さんに乗せられた手拍子。
魔法が解けないおまじないのようです。
2時間半以上も続いた夢のような夜のライブのあとで
お客様がふと、私たちに笑顔をくれます。
「(曽我部さんを)よんでくれてありがとうございました!」
曽我部さん、来てくれてありがとうございました。
また、お待ちしてますよ。
今日、昨日のライブが夢やったんちゃうかって思いました。
普段と変わらず朝8時半からオープン。
曽我部さんに落書きしてもらったサイフォンが
昨日の出来事が夢でないことを証明してくれていました。
Category[日記]
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